みなさんこんにちは、アンジェラケンです。
高専ってどんな学校?
何年制?
雰囲気は?
今日はこういった疑問に答えていきます。
この記事の信頼性
高専とは
簡単にいうと5年制の学校で、高校1年生から5年間工学の専門知識を学べる学校です。
専門知識は普通大学生が学ぶレベル並をカバーします。なので、数学や専門教科に割合は多く、漢文や古典の授業は軽く触る程度で終わります。一般の高校ほど詳しく学習しません。
数学が得意で、国語が嫌いな人はおすすめです。
学科は?
電気・情報・機械・化学・知能ロボット・建築・商船などがあり、高専によって学科が異なります。北九州高専は、建築と商船はありません。
ほとんどの高専は、入学時に入りたい学科を志望します。
イメージした学科とは違ったり、第1希望の学科に入れなかったりして、やめていく人もチラホラいます。
3年生まで頑張れば一応高卒になるので、そこまで頑張って大学に行く人もいるそうです。
どんな感じ?
勉強も楽しむのも全力の学校です。
学校のルールは大学よりで、学生たちは高校生よりです。
そのため、学生は伸び伸びと生活できるので楽しいです。
どれぐらい楽しい?
YouTubeで我が母校である「北九州高専 体育祭」「北九州高専 文化祭」と調べていただくと十分伝わると思います。
高専祭
(メインは7分以降)
文化祭
近くに高専がある人は、一度高専祭や体育祭に訪れてみるといいでしょう。
かく言う僕も中学生の時、高専祭、体育祭にいったのをきっかけに高専に入学しました。(笑)
勉強量はえぐい
楽しい反面、勉強は大変です。赤点は60点、単位を落としたら即留年です。単位に関しては、高専によって2,3個落とせるらしいです。
テストの教科も多いです。参考までに僕が4年生の時のテストの日程を載せておきます。
あれだろ?テストのレベルが低いんやろ?
そんなことはないです。
教員の皆さんは、しっかり愛情をこめてテストを難しくしてきます。そのため、電磁気や制御、電気回路等の専門科目のテストのクラス平均は大体60点以下でした。
その結果留年生が多めに生産されてしまいます。ちなみに僕のクラスは、43人クラスで留年生が9人いました。
入試にギリギリで入るようじゃついていけない?
全くもってそんなことはありません。
僕は中学の時は学年順位20/100ぐらいでした。
田舎の学校だったので、中学のレベルは少し低い方だったと思います。
なので、三者面談の時担任に
いや〜、ちょっと厳しいですね。
と言われました。
また、合格時には
神様はついていたんだね!
と言われました。(笑)
それぐらい奇跡で受かりました。
それでも高専入学してからは、クラス順位は前半の方にいましたし、大学の編入までできています。
なので、入試ギリギリでも入ったもん勝ちです。
逆に高専のクラス順位が下位の人が、入試順位が高かったりします。
えっ?!入試の時1位やったてマジ?!
留年はする人は?
留年する人は、テスト勉強してない人が多いです。高専に入学できるポテンシャルがあれば、そうそう留年はしません。
それに救済処置や再試もあります。
これらの網を潜り抜けて留年します。
就職は強い
就職率は驚異のほぼ100%
また就職先は一度は聞いたことある企業ばかりです。大企業だからいいと言うわけではないですが、それぐらい企業に高専生が認められていると言うことです。
詳しい就職先に関しては、各高専のホームページで確認してみてください。
最後に
大学受験がない分、いろんなことに挑戦するチャンスもたくさんあります。
僕は3年までは部活頑張って、3年の春休みにイギリスに英語研修に行ったり、インターンは海外に行きました。また、社畜になってバイトもしまくりました。
普通の高校じゃできない体験をして、本当に行ってよかったなと心の底から思ってます。
高専は合う合わないがあるので
とは言えませんが、おすすめの選択肢だと思います。
ぜひご検討あれ。
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