ドーパミンで記憶力、集中力、継続率up!モチベーションを上げる習慣とは?

役立つ情報

みんさんこんにちは、アンジェラケンです。

ドーパミンってめっちゃすげー!

ってことについて紹介します。

この本は、[Brain Driven]を参考にしています。

 

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ドーパミンとは?

ドーパミンってなんか「快感」感じた時に出るやつやろ?

イメージはそんな感じです!

wikipediaで調べると、

ドーパミン(英: dopamine)は、中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもある。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ドーパミン

とあります。

はにゃ??

簡単にいうと、「何かしたい!やろう!」と行動する時に必要になってくる脳内物質、それがドーパミンです!

ドーパミンは基本的に快感を求める時、出る物質です。

 

例えば、お腹が空いている時。

「ご飯食べたいな〜」って思いますよね?

その時にご飯(快)を求めて、ドーパミンがでます。

そしてご飯を食べます。(行動)

他にも、お金が欲しい時や、楽しいことがあると予想した時などなど、快を求めている時にはドーパミンが出ます。

そして、仕事したり、スポーツしたり、ゲームしたり、、、と行動します。

 

つまり、ドーパミンを操れたら、もう最強なわけです。(笑)

 

(※ちなみに前回の記事でいうと、モチベータが「ご飯、お金、楽しいこと」、モチベーションメディエータが、「ドーパミン」となります。)

ドーパミンの効果

ドーパミンの学習に関する3つの効果について紹介します。

  1. 集中力up⤴︎
  2. 記憶定着効率up⤴︎
  3. 継続率up⤴︎

①集中力up⤴︎

ドーパミンには、余分な情報を捨てる効果もあります。また短期記憶力も向上させる効果もあり、結果的に集中しやすくなります。

学校やカフェで勉強している時、めちゃくちゃ集中していると、周りの雑音が全く気にならない時があると思います。

まさにそれです。周りの音(余分な情報)を捨てており、取り組んでいることに集中させてくれます。

②記憶定着効率up

ドーパミンは記憶に残りやすい効果があります。

記憶する行為は、脳の神経細胞同士が結びついて記憶となっています。この繋がりが強くなればなるほど、記憶に残りやすいです。

記憶に関する部位にドーパミンが行くと神経細胞同士が強く結びつき、記憶定着率がupします。

これは、「興味があることを学ぶと、よく覚える経験」を思い出してみてください。

例えば、好きな漫画は話の流れを良く覚えてますよね。他にも、好きな教科の授業は覚えが早かったり、好きな趣味には没頭して成長スピードが早かったりなど。

興味があることは、「知りたい!」と思った時にドーパミンが出ているので、このような効果があります。

興味がないことでも、好きな先生の授業は記憶に残ってたりしてませんか?

これもドーパミンが出ているので記憶に残りやすくなってます。

他にもアイスブレイクやお気に入りのペンで勉強するときなど、ドーパミンが出ている観点で言うと理にかなっていることがわかると思います。

③継続率up

ドーパミンには学習の継続率を上げる効果があります。

ドーパミンは一度でたら出続けるわけではなく、何もしないとドーパミンは制限をかけられ、いずれでなくなります。

しかし、学習の途中で楽しさを感じたり、達成感を感じるとドーパミンは制限をかけられず、学習を継続できます。

だから、興味のあることは永遠と続けられますよね。

SNSやショート動画を見続けてしまうのも、この効果があります。

ドーパミンを出す条件

ドーパミンが出る時は主に4つの種類に分類されます。

  1. 体験してないこと「楽しいかも」(SEEK)
  2. 学習済み「これは楽しい!」(WANT)
  3. 予想より多い「思ったより多い!」(TRY)
  4. 直感「なんか好き」(LIKE)

①体験していないこと「楽しいかも」(SEEK)

体験していないことに対して、楽しいかもと想像したり、予想したりすると、ドーパミンが出ます。

これは何か新しいことに取り組むときに必要となってくる能力で、人類がわからないことに対して立ち向かえるのも、このSEEKがあるからだと思います。

②学習済み「これは楽しい!」(WANT)

一度学習したことに対して、もう一度やりたいと思うときにドーパミンが出ます。

例えば、「あの美味しい唐揚げをもう一度食べたい」とか「あの映画をもう一度見たい」などです。

③予想と結果のギャップ「思ったのと違う!」(TRY)

自分の予測と実際の結果の差が大きいほどドーパミンが出ます。

わかりやすいのが、お金です。

毎月同じ給料をもらっていると、何も変わらないと思いますが、給料が思ったより多かったりすると、「ううぉおおおお!」となりますよね?

サプライズなんかもこれに当たります。

誕生日でサプライズプレゼントとかはドーパミンが出まくってます。

ドラマや映画、本で自分の予想を上回る展開になった時に「面白い!」と思ったりするのもこれに当たります。

こんな感じでこのギャップというのは至る所にあります。

④直感「なんか好き」(LIKE)

人それぞれ経験してきたことで形成された価値観に依存します。その人の価値観の中で、好きという感覚があります。

例えば、「このデザインが好き。」とか「この場面が好き」とか「この雰囲気が好き」などです。

日常に潜む小さな「好き」を発見する能力を身につければ、ドーパミンは出やすくなり、ちょっとしたことで快を感じやすくなります。

モチベーションを上げる習慣

具体的に何か学習をする時にすると良い行動について3つ紹介します。

  1. ポジティブな面を普段から見つける癖
  2. お金以外をモチベーションに
  3. 自分の頭で決定する

①ポジティブ発見を増やす

ポジティブを発見する習慣をつけると、モチベーションが上がりやすくなります。

これは、学習の中で「できた部分」に注目するようになり、自己肯定感が上がるからです。

人は元々生きるために、危機察知能力が高く設計されています。そのためネガティブな面を発見しやすいです。

無意識に過ごしていると、ネガティブセンサー>ポジティブセンサーとなり、「できない部分」にばかり目がいってしいます。

こういった人は、自分で楽しさを見いだせないため、Youtube見たり、作業ゲーム、漫画など楽しさが用意された受動的娯楽へと流れやすくなり、学びが継続しにくいです。

これ僕ですね…(笑)

最近めっちゃYoutube見るし(笑)

そのため、意識的にポジティブ発見を増やす必要があります。

具体的には気づくことです。

例えば、天気がいい朝に対して、

何も感じない人


(….)。

より

ポジティブ発見する人


(気持ちがいい朝だな〜)

と感じる人はポジティブな発見をしています。

電車でせきを譲る人を見て、

何も感じない人


(….)。

より

ポジティブ発見する人


(素敵な人だな〜)

と感じる人はポジティブな発見をしています。

他にも食事をするときに「無心or美味しい!」とかさりげない友達の気遣いに「無心or気が利くぅ〜」など日常にポジティブな発見は至る所でできます。

ポジティブを増やすイメージ図

この習慣をつければ学習をしていく上で、ポジティブな面が強調され、ドーパミンが出て、集中力、記憶定着力、継続力が上がります。

これにより成長して、またドーパミンが出て…と好循環サイクルに入ったらもう勝ちですね(笑)

②お金以外をモチベーションに

お金は「欲しいもの」や「したい体験」に対して、必要になることが多いです。

例えば、「ゲーム機が欲しい時」、「ディズニーランドで楽しみたい時」お金が必要ですよね。そして「ゲームが買えた時」、「ディズニーランドにいって楽しんだ時」ドーパミンが出ます。

すると、脳が、「そうか!お金があれば、いいことがあるんだ!」と学習し、脳の価値記憶としてお金がかなり特殊な立ち位置にいます。

これはヘップ則というもので

「Neurons that fire together wire together」(ともに発火すれば、共に繋がる)

と言われます。

ベルの音でヨダレを垂らす犬とお金で、色々想像する人の様子

犬に対して、ただベルを鳴らしてもヨダレは垂らしません。しかし、餌を上げるときに鈴を鳴らすことを繰り返すと、鈴を鳴らすだけでよだれを垂らすようになります。

お金もこれと一緒です。

いろんなことをやりたい!欲しい!ことに対して、ドーパミンが出ます。これらの大抵のことにお金が絡んできます。なので、お金が絡んでくるだけで、ドーパミンが出るようになり、お金が原動力となり動くようになります。

 

そのため、就職で会社を決めたり、バイトを選ぶ時など、大半の人は「お金」を価値観の基準に置いてしまいがちです。

しかし、お金の原動力には限界があります。これは、給料が上がらないと、モチベーションが上がらないからです。

 

お金で一番モチベーションが上がるのは、給料が予想よりいい時だと思います。

予想したよりも多い給料もらえてる!

ボーナスめっちゃある!

いい方向だと確かに、ポジティブ感情が芽生え、モチベーションが上がります。しかし以降の給料の額が変わらなければ、予想と結果の差が全くないので、モチベーションが上がりません。

そのため、モチベーションを上げ続けるには、永遠に給料が上がり続ける必要があります。

給料アップはほとんどに人に上限があると思います。そこで、モチベーションがあがらず、仕事や勉強にコミットできない状況になりかねません。

 

それに逆の給料が下がる場合はどうでしょう?

はっ?給料減ったんやけど!

ボーナス少な!!あんなに頑張ったのに。。。

予想を下回ると、今度はネガティブな感情が芽生えてきます。その差が大きければ大きいほど、負の感情は強くなり、怒りさえ覚えてきますよね。

お金のみをモチベーションにしていると、「もう会社やめたろかな!」と思うぐら以下もしれません。

 

もちろん、お金を原動力とするのは悪いことではありません。大切なのは、お金以外の原動力を増やすことです。

それは、経験です。

仕事の中で「スキルアップ」や「上手くいったこと」「感謝されたこと」、「新しい人間関係」などの経験を増やすことで、お金に依存せず、モチベーションを保ちやすくなります。

「やりがい」や「過程」をモチベーションにすると、結果がどうであろうと自分の予想とは違ったものが得られたり、学べたりギャップが生じやすいです。そのため、モチベーションへと繋げやすく、やったことないことへの挑戦もしやすくなります。

お金+経験

これをモチベーションにすると、例えお金が少なくても、経験によるポジティブが多くなり、結果的にドーパミンがでてモチベーションが上がりやすい脳が形成されます。

 

③自分の頭で決定する

学習において必要なのは自ら取り組むことです。

「やらされた勉強」と「やりたくてやった勉強」どっちが吸収率高そう?と聞かれると、「やりたくてやった勉強」というのは直感的にわかります。

やりたくてやる学習には予想を立てたます。そして予想通りかどうかという結果が生まれます。

こうしたら△△なるかな?

ううぉおお!!◆◆になった!!!

この△△と◆◆のギャップでドーパミン出ます。これがモチベーションにつながります。

 

ではやらされた学習はどうでしょうか?

この場合予想がなく、結果が出ても比較できないません。

まあ、やれって言われたしやるか。

◆◆っていう結果になったわ〜。

これでは、結果が出ても比較できないため、ドーパミンが出ず、モチベーションが上がりません。

 

こう考えると予習が大切なのがわかると思います。予習する中で、結果がどうなるかを考える。実際の結果との差でモチベーションが上がります。

ただ僕の場合は、予習をすることに対してのモチベーションは上がりませんが・・・(笑)

 

葛藤している時も、また自分の頭で考えて決定することで脳の成長につながります。

葛藤している時、脳が複雑な処理をしています。これを他人の意見や考えを取り入れながら、自分の頭で判断することで、成功でも失敗しても脳が成長してくれます。

しかし、過保護にすぐに答えを教えると、複雑な処理過程がなく、脳の成長にはつながりません。

葛藤を感じたら、「成長のチャンスだ!」と思い込みましょう!

それだけで、またドーパミンが出てモチベーションが上がります。

 

最後に

モチベーションを上げるための習慣についていくつか紹介しましたが、他にも「痛みを上手く活用して、モチベーションを上げる方法」や「自分への期待値を下げる方法」なども紹介してない方法があります。自信についてや価値観の形成、違和感についてや脳の部位の役割などについても書いてあります。

 

 

      

知りたい方は是非、読んでみてください。また、この本はkindle unlimitedでも読めるので、1ヶ月無料の期間のみ登録して読むのもありだと思います。是非こちらも試してみてください。

 

モチベーションが上がる要因は、人それぞれの体験や環境によって異なります。自分に合ったモチベーションを上げる方法を身につけ、いろんなことに挑戦していきましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

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