皆さんこんにちは、アンジェラケンです。
モチベーションとは?
脳科学的に見たら意味変わってくるの?
今回はこういった悩みを解決します。
この記事は、こちらの本BRAIN DRIVENの本を参考に記事を作成しています。
モチベーションとは?
普段私たちが使っているモチベーションを調べてみます。
weblio辞書では
1 動機を与えること。動機づけ。
2 物事を行うにあたっての、意欲・やる気。または、動因・刺激。「モチベーションが上がらない」「高いモチベーションを維持する」
となっています。
多くの人が2番目の意味として用いていると思います。
マジでモチベ上がらんわ〜。
こんな感じでw
では、脳科学的なモチベーションとはなんでしょうか?
モチベーションが発露するまで3ステップあります。
- 刺激(モチベータ)
- 変化(モチベーションメディエータ)
- 行動(モチベーション)
はい。カタカナ多くて何いっているかわかりません。
大丈夫です、ちゃんと説明しますから♡
例えば、先輩に「ジュースを買ってきてくれ」と頼まれた時のことを想定してください。
ちょっと自販機でジュース買ってきて〜。
お駄賃で1万円上げるけさ〜。
え〜!!!!!
1万円もくれるんですか?!!
全然いきます!
余程の金持ち以外は快くジュースを買いに行くと思います。
3つのイメージは以下のような感じです。
①刺激(モチベータ)
この時の「ジュースを買いに行く」という行動を促している1番の要因は「1万円」つまり「お金」です。
これがモチベータとなっています。
他にも、何か「有名人に会える!」とか「綺麗な景色が見れる!」とかで「有名人」や「綺麗な景色」がモチベータとなります。
②変化(モチベーションメディエータ)
「うわあ!お金もらえる!!しかも1万円も!」と思うと、脳や体内で変化が起きます。
この変化がモチベーションメディエータです。
ちょっと難しいですよね^^;
もっと簡単に言うとやる気の状態です。
例えば、金額が1万円じゃなくて、千円だとします。
ジュースを買ってきて、お駄賃千円上げるから。
もちろん行ってきます!!
っていう人もいれば、
ジュース買ってきて、お駄賃千円あげるから。
いや〜、千円はちょっと安いっすね〜。
だるいっす(笑)
って人もいると思います。
前者は千円で、行動を促す脳内変化(神経細胞の反応、脳内の化学物質の放出)が生じて、「いきます!!」へと繋がっています。
つまり脳内でやる気の状態が生まれています。
逆に、後者は千円では脳内に変化が起きず、「だるいっす(笑)」へと繋がっています。
この脳はやる気の状態になっていません。
この変化があるか無いかの部分がモチベーションメディエータです。
なんとなくわかったでしょうか?^^
もっと具体的な話をいうと、この時に脳内でドーパミン等の脳内物質が出ています。
関連記事 ドーパミンについてcoming soon…
③行動(モチベーション)
そしてジュースを買いに行く行動が、モチベーションです。
モチベーションは、やる気の状態(モチベーションメディエータ)を認知して、初めて行動できます。
先ほどの例で言うと、千円でジュースを「買いに行く!」行動は、「千円欲しい!」やる気の状態を認知したからです。
いちいち、そんなん考えてねーよ
だとおもいます。僕も考えていないです。(笑)
でも無意識のうちにやる気になったと認識し行動を促しています。
なので、千円でジュースを買いに行かなかったのは、やる気の状態を認知できてなかった可能性もあります。
つまり「モチベーションがない。」というのは、「やる気の状態(モチベーションメディエータ)を認知できていない」ということなんです!
やりたいことがない人
やりたいことがない。というのも同じだと思います。
やりたいこと = やる気の状態になること
今回の例だと、「お金が欲しい」これを認識しています。
なので、やりたいことがない人は、やりたい事はあるけど、その時のやる気の状態に気が付けていないだけです。
やりたいことがないです。
実は君、やりたいことをすでに持っているよ。
え?
君はただ、やる気の状態に気が付けてないんだ。
気が付けてない。。。
どうやってら気付けますか?!
それは…
メタ認知力を上げることだよ。
メタ認知って何ーーーー!
メタ認知とは?
メタ認知はWeblio辞書によると
認知心理学の用語。自分の行動・考え方・性格などを別の立場から見て認識する活動をいう。
要は自分を客観的に見たり、俯瞰的に見たりすることです。
メタ認知を鍛えれば、自律的な脳を育むことができます。
メタ認知を鍛えるには?
普段、私たちは必要ない情報は捨てています。
例えば、いつも通っている道にある電柱の数。目に情報として入っているけど、数は覚えてませんよね。
必要ない情報なので捨てられています。
これと同じで、意識的に自分自身を観察していないと、その時の感じ方や変化について認識することはできません。
大切なのは意識することです。
理由はちょっと小難しくなりますので、興味ある方だけ読んでください。
このメタ認知すると、脳のロストラテラル(rIPFC)が活性化します。
このrlPFCは脳の外側の方に位置し、脳の高次機能です。
関連記事 脳の構造について coming soon
高次機能は「Use it for Lose it」の原理によって、使わなければエネルギーの無駄遣いとみなされ、刈り込まれます。
そのため、意識的に使わなければ、発達することはないということです。
まとめ
モチベーションが発露するまで、以下の3つで構成されています。
- 刺激(やる気のある状態の要因・モチベータ)
- 変化(やる気のある状態・モチベーション・メディエータ)
- 行動(やる気のある状態を認識・モチベーション)
この最後の行動、やる気のある状態を認識することがモチベーションです。
そして、ものモチベーションを上げるには、メタ認知が大切になってきます。
意識的に自己の感情や考えの変化に気づくことが、メタ認知能力の向上につながります。
ぜひみなさんも、一度自分について見つめ直してみてはいかがでしょうか?
また、今回参考にした本は「brain driven」です。
マジで面白いので、一度読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
コメント