こんにちは、アンジェラケン(@anjeraken)です。
瞑想ってどんな効果があるのか知りたい。
効果があるなら、ちょっとやってみたい。
今回はこういった悩みを解決します。
この記事を読み終わると「瞑想っていいのかも!」「僕も私も、今日からやってみようかな〜」と瞑想についての効果について理解が深まっているでしょう。
この本は「始めよう。瞑想」を参考に記述しています。
瞑想とは?
瞑想は目を瞑って何も考えない行為です。
瞑想、冥想(めいそう、英: meditation、英: contemplation)とは、心を静めて無心になること、何も考えずリラックスすること、心を静めて神に祈ったり、何かに心を集中させること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことなどとされている。
瞑想は宗教的なやつだろ?
いいえ、違い違います。
科学的にいいとされているマインドフルネスの1つです。
瞑想はいろいろな自己啓発本やビジネス本にも取り上げられています。
僕が読んだことある本だとこんな感じ。
有名人でいうとスティーブ・ジョブズやビルゲイツもしています。日本人で有名なのは片岡鶴太郎さんでしょうか。
僕も瞑想をしているうちの1人です。
瞑想は科学的にいいことがわかっていますが、まだ解明されていない部分が多いです。そのため、スピリチュアルの領域として捉えられがちです。
また元々が仏教の一部であるため、怪しさMAXですよね^^;
今回説明の参考にさせていただく「始めよう。瞑想」も科学的根拠が薄く、「ん〜?」と思う箇所がいくつもありました。
しかし、「瞑想を知る」といった観点ではとても参考になったので、今回はその一部を紹介します。
瞑想=机の片付け
瞑想の効果を理解するために必要な考え方について紹介します。
瞑想は机の上の片付けと思うと理解しやすいです。
- 机 = 短期的に記憶する領域(ワーキングメモリ)
- 書類 = 記憶
普段生活していると、短期記憶する場所には記憶がどんどん溜まっていきます。
「牛乳買ってきて〜」と母親からのお遣いの記憶や昼食のメニュー、家の鍵を置いた位置など。
1日の記憶がどんどん溜まります。
上記の例えで言い換えると「机に書類が積み重なる」です。
書類は日常の記憶から日々の悩み事、考え事などの雑念を意味します。
そして机の上の片付けをしてくれるのが瞑想です。
瞑想中は「マントラ」を唱えます。
マントラとは、瞑想中に唱える言葉で「吸って〜、吐いて〜」や「1, 2, 3…」 と数字を数えるなどがあります。本書では「オーンナーム・スーバーハー」というマントラが紹介されていました。
はい。宗教っぽいですよね。(笑)
ただこれにも根拠があるので、詳しく知りたい方はぜひ本を手に取ってみてください。
このマントラが綿飴のようなもので、余計な考え事を絡め取ってくれます。
吸って〜、吐いて〜。吸って〜、吐いて〜。…
..。そういえば、そろそろ引っ越しの準備始めんとなー。
要らん服メルカリで売らんといけんけ、早めに準備せんといけん。
明日は予定があるから、できるとしたら、…おっと
吸って〜、吐いて〜。吸って〜、…
瞑想中は余計な考え(雑念)が浮かんできます。雑念に気づいて元のマントラに戻ることで、「引っ越しの準備」という書類を片付け(棚上げ)できました。
これが「机の上から書類を片付けること」にあたります。
瞑想が上達すると、雑念を考える期間が短くなります。
吸って〜、吐いて〜。吸って〜、吐いて〜。…
..。そういえば、そろそろ引っ越しの準備始めんとなー。
要らん服メルカリで売らんといけんけ、…おっと
吸って〜、吐いて〜。吸って〜。…
さらに上達すると、もっと早く雑念を棚上げできるようになります。
吸って〜、吐いて〜。吸って〜、吐いて〜。…
..。そういえば、そろそろ引っ…おっと
吸って〜、吐いて〜。吸って〜。…
正直ここまでできたら達人の域です。(笑)
「瞑想」は「雑念を棚上げして、机の上を整理すること」と理解して頂けたと思います。
ちなみに、睡眠中にも同じことが起きています。
必要なものは長期記憶として保存され、そうじゃない記憶は捨てられます。そうして机の上が片付きます。
瞑想による効果5選
効果としては、「頭」と「心と体」、両方に効果ががあります。
頭への効果としては以下の8つ、心と体への効果は9つ、計17の効果があります。
- 理解力up
- 集中力up
- 記憶力up
- 判断力up
- 洞察力up
- 発想力up
- 企画力up
- 交渉力up
- 悩みが減る
- ストレスに強くなる
- 優しくなる
- 嬉しくなる
- よく笑う朗らかな性格になる
- クヨクヨしなくなる
- イライラがなくなる
- 健康になる
- 熟睡ができる
盛りだくさんの効果ですね^^
この中で厳選して、以下の5つの効果について紹介します。
- 集中力up
- 発想力up
- 悩みが減る
- ストレスに強くなる
- 熟睡できる
①集中力up
先ほど、「瞑想=机上の片付け」でも説明した通り、瞑想が上達していくとマントラに立ち返るスピードが上がり、余計な考えを追いかけなくなります。
日常生活でも、同様のことが言えます。
目の前の事に立ち返るスピードが上がり、結果的に余計なことをあまり考えず、集中できるようになります。
これが集中力がupする理由です。
電磁気の問題解くか。
ガウスの法則の定義が〇〇で式は〜〜〜だから…
そういえば、あの子からLINE返ってきたかな〜。
おっと。ガウス積分が〇〇だから。
こういった感じで目の前のことにすぐ立ち帰れます。
僕の体験談ですが、本を読み返す回数が減りました。
読書中の目は字を追っているけど、頭は別のことを考えてることがありました。
意識が読書に戻った時には
あれ、どんな内容やったっけ?
ということが多々ありました。
しかし、瞑想をするようになってからは、読み返しの回数が減り、サクサク読めるようになった気がします。
②発想力up
発想力には3つが必要になります。
- 大量のデータストック
- 多大な組み合わせ
- 迅速な整理
「大量のデータのストック」は日頃の研究や勉強によるインプットで量が増やせます。
そして瞑想による効果は「多大な組み合わせ」と「迅速な処理」です。
「大量のデータ」を「組み合わせ」、「整理して」新しいアイディアを生み出します。
これはBRAIN DEIVENのクリエイティビティの章でも紹介されており、瞑想によってクリエイティブを司る脳の部位「デフォルトモード・ネットワーク」が活性化することがわかっています。
③悩みが減る
悩みは頭に余裕がない状態で起きます。
瞑想をせず、机にたくさんの書類がある状態では、処理できない状態になっています。
そのため新しい悩みが入ってきても対応できず、小さいはずの悩みも大きくなってしまいます。
新しい悩みに対して、
だる…。
面倒臭い…。
といった反応をしてしまいます。
しかし瞑想をすると机がキレイなため、小さな悩みに対して処理しやすく気持ちも楽になります。
もしくは机がデカくなって、相対的に悩みが小さくなり気持ちが楽になります。
やりがいがある!
チャレンジしがいがある!
④ストレスに強くなる
耐久性と免疫性が上がり、ストレスに強くなります。緊急事態や至近距離でも落ち着いて冷静な判断ができるようになります。
具体的には、虫が 1m先でビビり散らしていたのが、虫が引っ付いていても冷静にとる。といった
感じです。
机の上の容量9/10が使用中だと1しか使えない状態です。
これでは、一気に5の課題が来た時にはオーバーして、パニック状態です。
パソコンに例えるとわかりやすいのですが、いろんな画面を立ち上げて、マルチタスクになると、重くなりますよね。
これを解消するには3つ。
- 他のタスクを削除してあげる
- 容量を拡張する
- 処理速度をあげる
どれか1つでもすればパソコンは軽くなり、サクサク動作可能になります。
これにあたるのが、瞑想です。
瞑想によって、
- 書類を棚上げ
- 机を大きくする
- 棚上げスピードをあげる
この3つのいずれかを達成すれば、緊急事態でも容量があるので、冷静に判断することができます。
⑤熟睡できる
眠い時は、机上に書類がたくさん積み重なっています。
知らないとこへ行った時は疲れて眠なった経験ありますよね。これは新しい情報が書類として、積み重なって眠くなっています。
そして、睡眠によって書類の片付けをしているのです。
睡眠の中でもレム睡眠(深い睡眠)時は、頭が活発に働き机上の片付けをおこなっています。
瞑想を普段からしていると、机上の片付け作業を予め進めているので、睡眠時の作業を削減できます。
そのため、熟睡できるという理論です。
筆者の仮説ですが、瞑想の15分は睡眠時間1.5〜2時間分。
レム睡眠が起こる周期時間の効果があるといっています。
確かに本書の中で瞑想中は前頭葉の活性化が見られるデータが示されてましたが、レム睡眠時に前頭葉が活性化するデータはありませんでした。
個人的に調べてみたところ、レム睡眠中の前頭葉を含めた「大脳皮質の赤血球の数が多い」というのは見つけたので、参考までに。
ただ、前頭葉の活性化というピンポイントのものは、日本語では見つけきれませんでした。
瞑想の方法
次に瞑想の方法について紹介します。
- 座布団や枕などにお尻のみを載せ、あぐらをかく。
- 上半身を前に倒す。
- 起き上がる。
- 手で輪っかを作り、膝の上に乗せる。
- 目を閉じる。
- マントラを唱える。
- 雑念を棚上げ→マントラに戻るを繰り返す。
- 雑念が出てこなくなる境地。
- 目を開けてリラックス
- 終了
瞑想は5~15分間行います。
今回は一部の動作を省いています。また、それぞれの動作には理にかなっており、ちゃんとした理由を持ちます。興味のある方はぜひ「始めよう。瞑想」を参考にしてみてください。
とりあえず、瞑想を始めてみようという方へ
おすすめのラジオ
Podcastの瞑想ラジオがおすすめです。
podcastはiPhoneに最初から入っているアプリで、誰でも無料でダウンロードできます。
アプリ内で瞑想と検索すると、いくつかラジオが出てきます。
このラジオは瞑想を手助けしてくれて、初めての方にはオススメです。
中でもオススメなのが3つあります。
雑念を追いかけてないかガイドがアドバイスしてくれます。
「呼吸に集中しましょう」や「すってー…..吐いてー….」と一定のリズムもキープしてくれます。
興味あるけどわからない人は一度聞いてみてください。
習慣化へ
何をするにも大切なのが習慣化です。
瞑想値と相性のいいアプリがあります。それがみんチャレです。
このアプリは非常に習慣化に向いており、僕も累計継続日数98日を達成しています。
継続した時に一番効果が発揮されます。合わせてこちらも試してみてください。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
この記事は「始めよう。瞑想」を参考に記事を書きました。
瞑想は人生を豊かにするツールの1つです。
気になった方は一度実践して、効果を実感してみてください。
この記事があなたの参考になれば幸いです。^^/
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