皆さんこんにちは、アンジェラケン(@anjeraken)です。
院試の勉強はいつから始めた?
どういった日程で過ごした?
今日は僕のどういった勉強の日程だったかの体験談について紹介します。
それぞれの試験の日程は
で、怒涛の2週間でした。
勉強スケジュール
勉強のスケジュールを簡略に伝えると
TOEICの勉強 2-4月
基礎 5-6月
過去問 7-8月
といった感じです。
TOIECの勉強(2 – 4月)
2月の初めでTOEICの最高得点は565点でした。旧帝大の院受験生としては非常に低い点数です。なので、2月はがっつりTOEICの勉強に励みました。
この時期はちょうどコロナが流行っていて、自粛期間だったので、バイトもなく猛烈に勉強に集中していました。
そして2月の月末に受けたTOEICの結果は…610点!!
あと2回チャンスがあってこの点数はよき!
この調子でいけば、700点は余裕だべ!順調順調!
な〜んて思い気を緩め、3月はバイトしまくりました。
春休みに入り、授業がなく本来なら、勉強のゴールデンタイムです。
しかし、自粛期間で在宅する時間が多く、U-NEXT に登録しジョジョを無料期間に4部まで見てました。(笑)
ジョジョおもしれ〜!!
TOEICの勉強なんかムダムダムダムダー!!!
春休みだったのにも関わらず、当時の勉強時間は長くて3時間、短くて1時間といったところでした。
ゆうてそんなに点数が下がることがないだろう。
と思ってましたが、、、
この月に受けた点数は550点でした。
え、英語の点数って下がることある?
自分に対して「やれやれだぜ」
といったところでした。(笑)
4月
そろそろ本格的に勉強せんとまずいと思い、バイトをやめました。
気持ちを切り替えて、数学の勉強をしつつTOEICの勉強に励みました。
そしてこの時当たりから、九州大学に行きたいと言う友達と勉強を始めました。
彼はTOEICの点数が800オーバーだったので、彼に勉強方法を伝授してもらい、言われた通り実行しました。
「よし、これで少なくとも700は超えた!ワンチャン750じゃね?」
そう思って試験を終え、試験結果を待ちました。
5月
中旬あたりからは、友達と朝からカフェに行き、昼からは図書館で勉強というルーティーンを築き上げて行きました。
TOEICは4月で終わったので数学の勉強に専念してました。
過去問から傾向を把握し、マセマの線形代数に取り組みました。
あと研究室の発表などもあったので、これと同時並行で進めて行きました。
下旬はついにTOEICの結果発表でした。
なんと結果は、600点でした。
そんなわけないと思い、何度も画面をスクロールし、更新しましたが変わりません。
最高得点よりも10点下。。
オワターーーーー\( ˆoˆ )/
流石に3日間は萎えました笑
TOEICの点数は600でも合格できました。
参考までに旧帝大のTOEICの点数を載せておきます。
6月
上旬は研究室の発表が近かったので、そっちに本腰入れつつ、勉強しました。
この時期は手のつけやすい論理回路の勉強をしました。
教科書をザッと理解し、問題を解いて、過去問の論理回路も解きました。
研究室の発表が終わってからは勉強に本腰を入れます。
数学のラプラス変換とフーリエの勉強をマセマでしつつ、専門の勉強も同時並行でします。
ラプラスとフーリエ、特にフーリエ変換にはかなり苦労しました。
電気回路と電子回路は高専の時かなりしごかれたので、自信はあったのですが、理解してない部分や習ったことない粗がぼろぼろと出てきて焦りました。
具体的にいうと、過渡現象のこんな問題とか、こんな問題とかです。
ここら辺は詳解電気回路で理解しました。また、先も紹介した電気の真髄もお勧めサイトです。
7月
マセマの複素関数に取り組みました。大体理解してから、過去問を解いて、ザッとマセマ複素関数を解き直しました。
専門は問題のアナログ回路をやりました。この科目はやればやるほど、いろんな考え方(パラメータで考える場合、そのままで考える場合等)があって逆に混乱しましたが、なんとかやりきりました。
7/12-7/20は熊大対策で、電磁気を勉強して、
7/14-7/28で1日1年分、H 18-R3までひたすら解きました。これと同時に、九大の勉強もしていました。
九大は唯一ベクトル解析があったのでマセマ「ベクトル解析」の面積分・線積分をしっかりと理解しました。
8月
この月は1日も無駄にできませんでした。
1週目は九大の数学の過去問を10年分解きました。(7/29-8/4)
2週目からは阪大の過去問を時間を測って解きました。(8/6-8/12)
解けない問題、計算ミスのやり直しをひたすら繰り返しました。
この頃連日雨で、朝カフェのルーティーンが崩れたのと、焦りで、集中力がかなりなかったです。
やり直しは、曲座標関数の面積や回転体の面積体積等の微積の範囲が苦手だったので、マセマの微分積分の後半を3週ぐらいザッとしました。
そして、マセマのフーリエ解析の定義あたりをしっかり理解し、ラプラス変換の数学的帰納法の証明を理解しました。
熊大の院試前にせめて九大の電気回路をと思い3日で10年分解きました。(8/14-17)
電気回路は基礎が固まってたのと、ある程度パターンが決まっていたので問題なくこなせました。
そうこうしてるうちに、熊大本番前。
流石に焦って前日は電磁気の見直しをしっかりしました。
8/19 (熊大本番)
数学、電気回路は満点、電磁気もあわよくばという感じの出来で、力がついてるなと自信がみなぎっていました。
熊大の院試が終わってからは、九大の電磁気の勉強をしました。(8/20,8/21)
最初の4年分ぐらいエグすぎて絶望しました。こら無理だ。
しかし、次の4年分は、手の届きそうな問題の傾向になり、希望が見えました。
ここからは阪大対策で、論文の書き方と問題の傾向の確認、全体の総復習をしました。(8/22-23)
勉強はしっかりしたけど、心配すぎて、新幹線の中でもずっと参考書眺めてました。
8/24-8/26 (阪大本番)
1日目。数学はフーリエ解析の最後と複素関数の最後以外でき、8割はあったんじゃないかなーと思います。
2日目。小論文はぼちぼちでしたが、専門も8割ぐらいの自信がありました。
3日目。面接は前向きな質問で、結構合格を確信しました。
しかし、3月のTOEICで予想をはるかに下回る600点だったことを思い出し、少し不安でした。
8/27-8/29
本番まであと3日なのに過去問1周しかできてない。
かなり焦って、本番前まで、過去問解いてました。
8/30,8/31(九大本番)
1日目。数学爆死しました。
線形代数、ベクトル解析が爆死です。
線形は問題の選択方法が今年から変わり、選択から必須でした。
それと問題数も10問しかなく、1問落とせば大打撃でした。
例年、線形代数はトリッキー問題が多く固有値、固有ベクトルがでない年もありました。
そのため、今年は無難に固有値とかだろうと山を張ってなのですが、大外れ。
面喰らって、変なドツボにハマってしまい1問の解けませんでした。
これでみんな解けてなかったらいいのですが、友達に確認すると、2/3解けたらしく希望が消えました。
ベクトルは自信あったのですが、友達と答え合わせをしている時に全く一致しません。
流石におらが合ってるだろうと、自分の理論を説明していると、問題の読み間違えを発見。
「求めなくて良い」と書いてある部分まで求めてました。(笑)
専門は電気回路は傾向に変化はなく9割型行けた気がしました。
しかし、電磁気激ムズ。見たことない問題すぎて、混乱しました。
なんとか、大問1は答えを導きましたが、2は、全くわかりませんでした。
2日目。面接は志望動機や入ったらしたい研究などを聞かれました。
完全に落ちたなーという感じで、院試の幕を閉じました。
最後に
結果は最初にも記載した通り全て合格しました。
九大と阪大両方受けた理由は、研究を極めるか、ビジネスよりで研究もするか、この二択に迷ったからです。
いや、受ける前に決めとけよ。アホだろ。。
というツッコミが飛んできそうですが、その通りだと思います。(笑)
今でも思ってますが、できるなら影分身をしたいです。
それぐらい両方自分のしたいことだったので、両方受験しました。
まー悩める期間を引き伸ばしたいと思った、ただそれだけです。
参考までに
と検索すれば僕の記録がみれますので、気になる方は覗いてみてください。
しっかり遊んで、研究して、勉強すれば合格できます。
あなたが合格することをお祈りしております。
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